簡単な部分は当時を参考にして立体のカブトムシがもう少しで完成
いつの間にか最低気温はマイナスなので自宅で冬眠しているような状態なカズです。
鳥作るかぁとかロケットがどうのこうの言ってましたが、肝心のカブトムシを忘れかけた状態だったので現状報告します。
まず今回ご紹介しますカブトムシについてですが全体ができているように見えますがまだ未完成です。また、今回載せている画像のカブトムシは試作品なので多少の変更が加えられる可能性があります。
[カブトムシは私の原点]
現状報告の前に作成の経緯についてですが、小学生時代にカブトムシやクワガタムシの模型(フィギュア)が手に入らなかったので、身近にあったパンの袋を留める針金で作ったのが始まりです。(以前にも話しましたが原点なので、何度も話してしまいます)
次第にフィギュアやらガチャガチャ見つけて集めだすんですけどね笑(今はとっくにありませんけど;;)
カブトムシやクワガタというのは男性なら一度は好きになったことがあるであろう昆虫の王者であります。(自分もそのフォルムに圧倒されました)
何よりも強い思い出というのが小学生時代にムシキングが流行っていて自身もそれにドはまりしていたことです。(ちなみに初めてのカードがコーカサスオオカブトというかなりレアなカードでしたが、初めてなものだからレア度が全然わからなかった笑)
このムシキングが私を昆虫好きにさせた要因でした。そしてそれは針金でモノを作るきっかけでもありました。そして今現在、ワイヤークラフトとして活動しようと決めた要因でもあります。幼い頃のできごとが今の自分にこれほどまでの影響力があることが驚きです。この出来事がなければ人生は変わっていたと思います、つまり小学生時代から既に人生の分岐があったと思えます。(今思うとね・・・)
当時作っていたカブトムシやクワガタがとっくになくなってしまっていて(おそらく捨てた)、当時の作り方を参考にしたかったのですが、ないものはないので新たに自分で作り方を模索しなければなりませんでした。模索というのも自分にとっては難しいもので、当時の使っていた針金はとても細いもので現在使っている針金とは全然別の素材を扱っている感覚でした。
昔は被膜線(針金のまわりにビニールが覆われている)で現在はアルミワイヤーなので、滑りやすさにも違いがありました。被膜線だとビニールの部分が滑り止めの役割をしてくれるので巻いたりねじったりどこでも留められる扱いやすい素材でしたが、被膜線以外のむき出しのワイヤー(アルミワイヤーなど)は滑りやすく留めるにもペンチが必須で技術(留めるためのコツ)も必要です。この性質の違いによって作り方を大きく変える(一から作り直す)必要がありました。
ただ当時の気持ちを忘れずに続けていけば、この違いはそんなに変わらないような気もします。(要するに作りたい気持ちがあれば作り方は問題にはならない)
なのでまだ慣れてはいませんが、「作りたい!」ただその気持ちを忘れないで少しずつ技術的な部分もレベルアップしていけばいいのかなと思います。
[試作のカブトムシ(ギャラリー)]
簡単にどのような作り方になっているのかを画像とともに見ていきましょう。
1)
前側
まず角と胸部ですが、一つのパーツになっています。角から目そして胸部の外枠が一本んのワイヤーで作られており、上の角(胸角)のパーツを外枠に留めた後外枠を端を胸角のパーツに留めています。残りの胸部に関しては外枠の空いたスペースにワイヤーをたして立体感を出しています。前面から見るとスキマが目立ったりと改善の余地があります。
続いて腹部ですが、これが迷いどころでしたが胸部に留めて一体化させました。また腹部には上下ともに三本ずつアーチを足して立体感を出すとともに足をつけるための軸にもさせました。
ちなみに足の部分は怪我するのが怖いので、足先を丸めることにしました。
2)
後ろ側(外羽はまだ未完成)
現在の改善点は優先度順に
- 外羽を付けること
- 胸部と腹部の接続がワイヤー1本のみなので安定感がない(しっかりと固定されていない)のでどこかしらにワイヤーを足して頑丈にする。
- 胸部の仕上げ(改善の余地ありの部分)
- 装飾
となっております。装飾というの自分が良く使う「渦巻」を足すようなイメージです。
3)
後ろ側(外羽を乗せた図)
まずは改善点を修正していち早く形を完成することが今の自分の課題であります。